`アウトドア＆フライフィッシング、アパレルブランドです`

■スポーツアパレルのデザイナーとして、大手スポーツメーカで長年に渡って勤務。チーフデザイナーを経て、独立。同年、FIXEND設立。企画会社としスタートし、スポーツのあらゆる分野でデザイン契約し、ウインター商材のスキー、スノーボード筆頭にゴルフ、テニス、アスレチック、サッカー、グラフィックTee、アウトドア、スポーツカジュアル、フィッシング等のデザインを手掛ける。機能素材の扱いが多いこともあり、機能とデザインの融合をテーマに講師業も手掛ける傍ら、フライフィッシングのフィールドの奥深さにのめり込み、デザイン業の経験を生かし、ファーストプロトとなるフィッシングベスト製作。これをきっかけにセカンドプロトから販売開始。時代の流れとは裏腹に日本の伝統と匠、そして日本の最先端の素材のテクノロジーを駆使して、東洋の毛針侍が新たなフライフィッシングワールドをクリエイト。お洒落でさりげないこだわりアイテムを作り上げる、デザイン会社である。今後はフライフィールドのみならず、様々なスポーツライフを手掛ける予定。

経歴

初期モデル

セカンドモデル

ブランドコンセプト

　1999年フライを初めて６年が過ぎた頃に、ふとフィッシングベストのポケットの配置や大きさに不満を抱き始めていました。自分のフライボックスに合わない、このボックスはここに居て欲しい・・・と様々な欲求が私を奮い立たせ、当時スポールアパレルのデザイナーだった私には、FF VESTのDIY?は安易な発想でした。会社で余った生地を寄せ集め、自分のオリジナルベストをパターンから裁断、縫製と数週間で作ってしまった。どのブランドにもない、自分の持っている物の形、思いのデティールの位置。使い勝手はこの上ない至福の思いで、岩魚、ヤマメと戯れていた。その年のある日に、友人の言葉が『私にも作ってくれませんか？』私の思いがブランドとして商売になるのでは・・・と初めて思った出来事でした。共に共鳴し感じる思いが伝われば、この思いはこの趣味の世界で形になるんじゃないか？私の自分ブランドの第一歩が、捨てるはずの材料から生まれたのである。

株式会社ゴールドウイン '91ー'03　スキー関連のGOLDWINブランド及びelleseの企画。SWEDEN/FRANCE/SWISS

MOGL/SLOVENIA/JAP ボブスレー＆リュージュ等のナショナルチームのウエアリング開発及びデザイン担当。 '04~チーフデザイナーを経て'04年法人契約を結ぶ。

株式会社ゴールドウインヨーロッパのミラノを拠点とする子会社でのウインターアイテムのヨーロッパ向け商材の企画担当。

日本サラリー株式会社　'04/　ヘインズ　Tシャツグラフィックの企画。

株式会社　ファーストリテイリング　'04/ユニクロスポーツテイストカジュアルの企画及びデザイン。ボディーテックの企画提案デザイン担当。

伊藤忠ファッションシステム株式会社　 '04~’07　１月　ブリヂストンPARADISOブランド（ゴルフメンズ及びレディースとテニス）のチーフデザイン企画開発。

株式会社釣り人社'05/ FlyFisherの通販用アイテム製作及びデザイン。

株式会社スノーピーク　 '04/'06　アパレル部門立ち上げのマネージメント及び、の全ての企画及び製作コーディネイト。

株式会社メガスポーツ　'05/'06　メガスポーツライセンス浦和レッズジュニアー企画を担当。

倉敷ファッションセンター株式会社　'02/　機能デザインの融合の実践及び講義に対る講師。

株式会社コロンビアスポーツウエアージャパンと2006 6月よりデザイニング契約。

　ファーストプロトから１年が過ぎ、ファーストプロトの反響が仲間内では有るが広まり、セカンドプロトの製作に入る。製作中に欲しい人が続出。販売に踏み切る。当時、ドライだけに止まらず、ストリーマーやニンフ、海外釣行や長期遠征用として、多才かつ収納スペースの確保で少々重いベストになってしまったが、私は相変わらずこのベストを今でも愛用している。収納スペースの多さと、ループ諸々こだわりのディテールが満載で、どんな状況下でも何らかの対応が出来るからである。３号を開発する時は多分世界一、軽いベストに着手する予定。一人のアイディアではなく、買ってくれる人たちのアイディアがぎっしり詰まったセカンドプロトは重さを除いて、よく考えられた機能がいっぱいです。今は生産してませんが、今後は声が有れば考えたい。買ってくれる人の意見は、我々の職業にとって神の声と同じに感じます。良い勉強になったセカンドプロトでもある。

＜works＞

＜1st vest＞